講義動画 神経とカイロプラクティック

校長の賀来史同による今回の講義動画は、『神経』を漢字の意味から読み解き、カイロプラクティックの神髄を伝える試みです。

 

 
【メッセージ】
ヒト(人間)の身体は、自らの脳と首から下の身体とのコミュニーケーションによって無意識下で管理されています。このコミュニーケーションの手段となるのが人間の場合、全身に張り巡らされた神経のネットワークなのです。身体の機能は脳と、この神経のネットワークである神経系に依存していることが分かります。つまり私たちが生きている間、身体に存在する内蔵や器官、筋肉、血管は、脳によって神経系を通して自然の力によって調整されているという事実です。
カイロプラクティックの目的は、医療機関で症状や病気に対応する前の段階である、椎骨の変位による脳からの「神経伝達妨害」の有無を調べ、「妨害」があれば妨害のない状態へと解放しておくことなのです。そのため伝統的カイロプラクティックでは、内蔵や器官、筋肉、血管など脳からの神経支配を受けている部分に対しては何もしないのです。

西洋渡来のNerveを神経と命名した杉田玄白や先人の人体に対する生命の捉え方と自然、宇宙との関わりを熟知したそのEducated Brain または Educated Intelligenceである教育された脳、後天的知能(教育脳)の英知に感服します。

神経に注目しましょう!