講義動画第二回 テーマは『哲学』 公開中

校長の賀来史同による講義動画第二弾を公開します。

今回のテーマは『哲学』。

伝統的カイロプラクティック=ストレートカイロプラクティックに属する上部頸椎専門カイロプラクティック。その柱となる哲学を解説します。

 

 

 
【メッセージ】
このビデオは2018年のスクールでのカイロプラクティック哲学についての講義を編集したものです。入学直後に初めて上部頸椎(専門)カイロプラクティックを学ぶ人に向けて講義していますので、これから上部頸椎カイロプラクティックを学びたい人や、一般の人にも分かり易くなっていると思います。

ビデオ内容は、捉え方によっては一方的で、誤解を招きかねない箇所もあるかと思いますが、他の療法との違いを強調した結果とご理解頂ければ幸いです。複数日の講義の編集のため映像の中で話題が急に飛んだり、内容が前後重複する場面もありますが、ご了承下さい。

現在、カイロプラクティックは、世界的に「医療行為」と位置づけされており、その教育も国際(WHO世界保健機関)基準に準拠したものになってきています。

このビデオでは、創始者のD.D.パーマ−と二代目のB.J.パーマ−の史実に準拠した哲学・科学・芸術をベースとする「伝統的カイロプラクティック」について解説しています。

世界の上部頸椎カイロプラクターも、法的には「医学・医療」の分野で臨床を行なっているのが実状ですが、臨床の元となるのは医学知識による医療行為ではなく、身体に生まれながら備わったイネイト・インテリジェンス(先天的知能・内在の叡智)による診断と治療です。

ビデオでも繰り返し出てきますが、臨床の特徴は「最小限の人為=一か所のアジャストメント」です。ベースとなる教育や臨床が一般的に「治療」と認識される行為とは違うため、アジャストメントを受ける場合は「必ず、納得した上」で受けて頂きたいと思います。

実際に上部頸椎カイロプラクティックのアジャストメントを受けて、「良い結果を得た」と実感されている方、逆に「えっ!たったこれだけ?」「何も変わらなかった」と不満を持った方もいらっしゃると思います。このビデオを通して上部頸椎カイロプラクティックの目的を正しく認識していただき、これを機に施術する側と受ける側の相互の理解が深まることを願っています。

2020年9月
日本上部頸椎カイロプラクティック協会 代表
日本上部頸椎専門カイロプラクティック・スクール 校長
賀来史同